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検品規程

デザインの良し悪しは好みが割れても、「数字が1桁も変わっていない」ことは機械が証明できる。納品前に必ずこの4項目を通す。

針(確定値の逐語一致)

逐語一致

入力された確定値・固有名は「針」として登録し、成果物の中で1文字も変わっていないことを機械が照合する。

  • 針は入力の抽出(数値照合隊)と裏取り結果から自動登録される
  • 1本でも不一致なら、その頁は検品NGとして修理に回る
  • 修理は事実系のみを直し、設計(レイアウト・構成)は変えない

はみ出し・重なりの実測

実測

見た目のチェックは目視ではなく、実レンダリング後の座標を測って判定する。

  • テキストボックスの枠外流出・要素同士の重なりを実測
  • 1件でも検出されればNG頁として局所修理の対象になる
  • フッター・頁番号の欠落も同じ工程で数える

禁止事項

自動検出

工房が勝手に足したもの・指定を外れたものを機械が弾く。

  • 発明数値(裏取りにも入力にも無い数字)の混入
  • 指定した文体(常体/敬体)からの逸脱
  • 帯の型紙から外れた配色・書体の使用

未確認注記の維持

維持を確認

裏取りできなかった数字は消さない。「未確認」と明記したまま残すのが規程。

  • 裏取り不能な数値には自動で未確認注記が付く
  • 注記が生成物から欠落していないかを検品で確認する
  • 回収した数値はグラフ・図表にビジュアル化して頁に載せる(文中の一文で済ませない)

表紙デザイン生成の権利方針

参照画像

利用者が持ち込んだ画像(ファイル選択・ドラッグ&ドロップ・貼り付け・画像URL)から 表紙を作るときの約束。画像をこちらで探すことはしない。生成前に「汲む要素」を 言語化して見せ、利用者が納得した項目だけを契約として生成に渡す。

参照画像と同一・酷似のデザインは生成しません。汲むのは構図・配色の構造・余白の取り方だけで、この資料の3色で新しく描き起こします。

参照内の文字・ロゴ・写真・イラストは使用しません。参照画像は表紙案の生成が終わり次第削除し、納品ファイルには含めません。

汲むもの(汲む要素の定義)
  • 構図 — 要素の配置と大小関係
  • 配色の構造 — 濃淡の配分・面の比率
  • 余白の密度 — どこを空けているか
  • タイポの大小関係 — 見出しと添え字の差
写さないもの
  • 参照内の文字・見出しの文言
  • ロゴ・商標
  • 写真とその被写体
  • 固有のイラスト・具体的な図形の輪郭
機械で担保していること
  • 参照にできるのは利用者が持ち込んだ画像だけ(この画面に画像を探す機能は持たない)。持ち込まれた画像は取り込み時に検査・変換して一時置き場に入れ、表紙案の生成にしか使わない。
  • 参照画像そのものは表紙に貼らない(<img>で参照しない)。検品ゲートが参照の残骸を含む案を不採用にする。
  • 検品ゲートは <img> だけでなく srcset・CSS の url()・SVG の画像参照・object/embed まで、外部の画像を取りに行く口を全て見る。%エンコードやHTML実体参照で書き換えても、復号してから判定するので迂回できない。
  • 「汲む要素」に書ける語彙も機械で縛る。ロゴ・写真・被写体・文言・「そのまま写す」など、掟の外を指す語が混ざった指定は受け付けない(画面を迂回して直接送っても同じ)。
  • 色はこの資料の3色+墨・白・グレーだけ。指定外の色は従来どおり検品で弾かれる。
  • 参照実体は表紙案の生成が終わり次第サーバから削除する。生成が中断・失敗して作り直しに備える場合でも、置き去りは掃除が最長24時間で必ず消す。
  • 納品ファイル(PPTX/PDF/PNG)を組む工程は、参照置き場の実体を原本として取り込めないようにしてある(削除の取りこぼしがあっても納品物には入らない)。
  • 同一・酷似のデザインは作らない。構図の骨格を借りて別物を描くよう生成側に指示している。

デザインテンプレ(登録・提供の取り込みテンプレ)では参照からの表紙生成はできない。 そちらは原本の意匠が正だからで、シンプルテンプレのときだけ選べる。

生成画像(ビジュアル)の方針

任意・既定オフ

「ビジュアル(生成画像)」を入れる指定のときだけ、情景・質感・比喩を語る頁に イメージ画像を1点まで生成して置く。図解・表・数値・矢印・文字は生成画像にせず、 従来どおりベクター(SVG)で描く=納品後も編集できる。1枚絵の頁には置かない。

作るもの
  • 情景(場・時間・光)
  • 質感・素材感
  • 比喩・抽象のイメージ
作らないもの
  • 文字・数字(紙面の文字は常にベクターで描く)
  • ロゴ・商標・ブランド名
  • 実在の商品
  • 特定できる実在の人物・看板
機械で担保していること
  • 参照画像は一切渡さない。文章だけから描き起こす(text-to-image)ので、持ち込み画像の画素は生成物に入らない。
  • 「何を描くか」の指定に紛れ込んだ ASCII の全大文字綴り(KATE)・途中に大文字を含む綴り(WeChat)・数字・©®™ は、生成に出す前に機械が綴りごと落とす(落とした綴りは来歴に残す)。
  • 生成の指示文は必ず「文字・数字・ロゴ・実在の商品・実在の人物を描かない」という否定文で終わる。
  • 置けるのは1頁1点まで、資料全体でも全頁の3分の1まで。1枚絵の頁には置かない。
  • 頁が実際に使わなかった画像はサーバから消す。ただし費用の記録は消さない=「生成した枚数と概算費用」と「紙面に採用した枚数」を別々に資料の記録へ残す。
  • 1枚ごとにモデル名・指示文・比率・生成時刻・概算費用の来歴を保存する。生成物には Google の SynthID(見えない電子透かし)が入る。

限界として明記する:生成物に文字が焼き込まれていないことは機械では読み取っていない。 担保は上の指示文と、「何を描くか」に文字・固有名詞を書かせない構成側の掟の2枚である。 機械が綴りを落とせるのも上に挙げた形(ASCIIの大文字を含む綴り・数字・記号)だけで、 日本語表記のブランド名(「スターバックス」)や先頭だけ大文字の綴り(「Nike」)は落ちない。 そこは構成側の掟と指示文末尾の否定文で防ぐ。 人物についても同じで、「特定できる実在の人物を描かない」の担保は指示文だけである。 気になる頁は納品前のプレビューで確認する。

検品を通った資料には検品済の判を、未解決の指摘が残った資料には要確認の判を押す。判は納品画面の検品書で確認できる。